2022/11/27

俺達は新婚さんかもしれない

攻:蕪木真白(江口拓也) 受:茄子川紫(松岡禎丞)

ストーリー性:★★★☆☆

エロ:★★★★★

両片思いからのラブラブ胸焼け新婚さんもの。原作を読んで、寄ると触ると濡れ場だなこいつら!と思っていたら、CDも原作に忠実でした()。大学時代の同級生(研究室が同じの理系同士)が新生活をきっかけにルームシェアを始め、いつしかお互い惹かれ合って、想いを告げないまま合理性から同性婚に至るものの、隠しきれなくなった愛情をぶつけ合って本物の新婚さんになる話。

攻めはスパダリかつ隠れ粘着質というキャラでしたが、江口さんの攻め声が良くマッチしていました。ハイスペックで俺様っぽい攻めを演じるときの江口さんは、低くてとても甘い声を作られるのですが、茄子川が可愛くて仕方ないという蕪木の感情が滲み出る喋り方との相乗効果で腰が砕けそうでした。

受け役の松岡さんは、圧巻の可愛らしさ。純粋なのに研究者らしく性的にも探究心に富んでいて、ぽわぽわエロテロリストなキャラにしっかりと息を吹き込んでくださっています。決して女性っぽい音域ではないのに、独特のハスキーさすら艶に変えてしまう松岡さんの声と演技力にはいつもながら脱帽です。

なお、CD2弾には当て馬の蓮根というキャラで羽多野渉さんが登場しますが、同氏も素晴らしい演技で作品にスパイスを効かせてくださいます。既婚者フェチで茄子川をロックオンする役どころでしたが、そのヤンデレぶりは羽多野さんの本領発揮。キャストトークで江口さんが蓮根の「やばい奴感」を絶賛していたのも楽しかったです()

エロはもう、全部乗せのてんこ盛りでした。両片思い時代の合理的相互オナニーから新婚旅行の準青姦まで、プレイの種類も睦言もバラエティ豊か。エロに気合が入りすぎてストーリーは少々弱いですが、それが気にならないのであればお腹いっぱい幸せになるCDです。

2022/11/06

未知との遭遇

攻:本田(新垣樽助) 受:渋谷(斉藤壮馬)

ストーリー性:★★★☆☆

エロ:★★★☆☆

作家さん買いの腰乃先生原作、パンツ!パンツ!パンツ!という作品。同じ会社の先輩後輩、同じ寮に住む二人が、後輩の相当ニッチな下着へのこだわりという秘密を共有したのをきっかけに、ちょっとセクシュアルな関係に移行し、身体とともにじわじわと気持ちも交わらせて、というコメディタッチのお話です。

攻めは新垣さん、作品の世界観を壊さないライトな演技で、ややデリカシーの欠如した普通の青年である本田をリアルに描き出してくださっています。正直、それを言っちゃ駄目だろう、と突っ込みたいときも多い本田ですが、新垣さんの演技のお陰で嫌わなくて済んだところもあるような気がします()

受けはもう、待ってましたの斉藤さんです。腰乃先生のキャラを斉藤さんがどういう風に演じるのか気になりすぎて聴いたCDだったので、熱の入ったパンツ語りが聴けただけでも価値はありました()。本田からぐいぐい迫られて戸惑っていたのに、ちょっとしたことで嫉妬みたいな感情を覚えるのも可愛い。嫉妬のくだりで何回も何回もある「パンチラ」発言、全部面白かったです!

エロは、本田の強引な手コキとか、残業中のしごき合いといった、本番以外のややマニアックなシチュエーションもありますが、やっぱり最後の本懐セックスが一番高まります。腰乃先生の作品は、ムーディーすぎずリアルっぽいところが好きなのですが、本作も例に漏れず。お互い大好きだからやってみて、でもやっぱり疲れるよねっていう()、ゆるい空気感が尊いです。 

2022/11/05

セラピーゲーム

攻:生嶋静真(新垣樽助) 受:三兎湊(小野友樹)

ストーリー性:★★★★☆

エロ:★★★☆☆

平川大輔さん×下野紘さんがメインCPだった「シークレット×××」のスピンオフで、平川さん演じる三兎樹の弟である湊とその相手の静真を主役に据えた作品です。彼女に振られてやけ酒をしていたノンケの静真を、ゲイの湊がバーで見初めてワンナイトスタンド(?)、しかし翌朝すべてを忘れていた静真に湊が憤り、ゲイ仲間との賭けという形で静真をものにしようと動いたところ、徐々にお互い惹かれ合うようになるお話。

攻め役の新垣さんは、ザ・好青年という、ともすればつまらなくなりがちな役どころでしたが、最初の頃は湊に翻弄される可愛らしい面を、中盤以降はだんだんと湊にのめり込んでゆく情熱的な面をまっすぐに表現してくださっていて、この作品の攻めにしっくり馴染む演技でした。思いやり溢れるあったかい声も、静真にぴったりです。

受け役の小野さん、エロ可愛いなあ~もう……。かなり重い過去を背負っている役柄で、ブラコンなのも奥深くの暗いところから来ている何かだと思うと切なかったです。おのゆーさんは何か抱えた役の表現もお得意なようなので()、麗しく痛々しく色っぽかったです。反面、兄にべったりなところや、兄の恋人である翔平に嫉妬心丸出しなところは悶えるほど可愛い。

エロは、基本的には王道のエッチですが、Play More(番外編っぽい小話を集めたもの)で縛りプレイがあるので、本当は星3というより3.5ですかね。技巧を凝らした言葉攻めはありませんが、攻めが受けを可愛いだのいい匂いだの褒めたたえるのがよき。おのゆーさんの受け喘ぎは相変わらず至高です。

sick -シック-

攻:須藤圭人(鳥海浩輔) 受:岸祥太(村瀬歩) ストーリー性:★★☆☆☆ エロ:★★★★☆ 資産家の家に生まれ、容姿や対人スキルにも恵まれた大学生が、同じゼミのどんくさい院生にちょっかいをかけるうち惹かれてゆき、多少強引に事を運びはするものの最終的には想いを遂げる...