攻:真川直広(鈴村健一) 受:美成有一(羽多野渉)
ストーリー性:★★★★☆
エロ:★★☆☆☆
ヤマシタトモコ先生原作の、じわじわとリアルなBL。「さんかく窓の外側は夜」を描かれた漫画家さんで、行間を読ませる名手だからか、その作品のCD化には賛否両論あるようですが、個人的にこれはとても好きです。
玉砕しようと思って受けがした告白を、意外にも攻めが受け入れてしまうところから始まる恋愛模様。攻め役の鈴村さんは、年下の可愛い男の子ポジションにもかかわらず、謎の包容力を発揮する役柄にぴったりの、男らしいながらも柔らかい声質で癒されます。
受け役の羽多野さんは、恋愛で自分が幸せになれると信じ切れず、臆病になっている大人の男性の繊細さを余すことなく表現してくださっていて、母性本能をくすぐられます。攻めとのメールで絵文字を使う使わないのくだりなんかはもう、可愛すぎてにやけてしまいました。
ゆるゆるとした心情描写がメインですので、大人同士のBL作品にしてはエロは控えめです。それでも、限られた濡れ場が深い愛を感じる作りになっていることは、聴き手にとっては嬉しいです。特に、羽多野さんの受け喘ぎはとてもエロティックだと個人的に思っておりますので、分量は少なくとも貴重な供給源です。加えて、男性相手は初めてである攻めを気遣っての発言は、泣けてくるほど健気でした。
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