西條皓(斉藤壮馬)、遠野青児(小林裕介)、凜堂棘(小野大輔)他
ストーリー性:★★★★☆
エロ:☆☆☆☆☆
BLレーベルではありませんが、男性キャラクター同士のクソデカ感情を存分に楽しめる作品。ボイスドラマとなった「鵺編」のキャスト声優さんがBL界の強者揃いなこともあり、腐女子ならば妄想必至のコンテンツとなっております。ストーリーはミステリーとホラーが融合したような感じで、罪人が妖怪に見えてしまう眼力以外何も持っていない平凡かつ底辺の主人公・青児が、あるとき皓の屋敷に迷い込み、魔王の息子であると自称する彼の「地獄堕とし代行業」の助手を務めることになるという内容です。一風変わった探偵ものとして、腐視点抜きでも十分楽しめる作品かと思います。
皓役の斉藤さんは、ミステリアスな美形の役がはまっていて、折に触れ青児を可愛がる描写も素敵でした。もうちょっと少年に寄った声の方でも演じられたとは思いますが、人ならざる者の雰囲気を出すには斉藤さんくらい円熟味のある声の方が良いかもです。
青児役の小林さんは、流石は平凡受けの星(褒めています)といったところで、ハイスペックな相方を前にあたふたしたり途方に暮れたり、そうかと思えば彼の意外な一面を引き出したり、派手ではなくともオールマイティな活躍を見せてくださいます。
関係性的には、皓に拾ってもらって恩のある青児の方が依存しているかと思いきや、むしろ皓の方が青児の人柄の温かさや呆れるほどの歪みのなさに執着しているように見えて、ご飯が美味しいです。ハイスペ男子→平凡男子の溺愛構図は最高。そこへ、小野さん演じるやけに気障ったらしいイケボの棘(もう一人の魔王の息子で、皓のライバル)が絡んできて、青児をめぐる三角関係や、棘の双子の兄を交えたどろどろ愛憎劇をも匂わせる展開が、腐女子を熱くさせてくれます。
BL作品ではありませんので、当然濡れ場もありませんが、頭なでなでやハグ等のスキンシップは比較的頻繁に見られますので、ストーリーを楽しみながら萌えを摂取したい層にも優しい作りとなっております。
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